「俺って、嫉妬とか焼きもちとかとは無関係な生き方してたから…
 この気持ちはなんなんだって思うよ。」

 付き合いはじめの頃のあなたの言葉。
 もちろん私への気持ちをそんな言葉にしてくれてことが
 愛の言葉を言わないあなたの精一杯のこころだったね。
 はじまったばかりのふたりの恋を大切にしようと想ったね。

「いつだって○子の事、想ってるよ」

 まだ『おやすみ』メールも電話もあったりなかったりの頃。
 付き合って4カ月くらいだったのかな。
 連絡がとれないまま休日になって、いろんな不安が重なって…
 たしか泣きながら電話したんだよね私。
 「そんなにいつも連絡しなくてもいいだろ」っていうあなたに
  「寝る前くらい、私の事想ってくれてもいいじゃない」
 そう泣きじゃくる私にあなたが優しく言った言葉。
 あの頃から…おやすみの連絡は日課になったね。

「毎日メールに電話なんて『付き合い』したことがない」

 そう言っていたあなたと
「おはよう」「いってらっしゃい」「おつかれさま」「おやすみ」
 この言葉も練習のない休日以外は毎日の日課。
 1年くらい前までは、時々「おつかれさま」を飛ばされる時があったけど
 このごろではぜったいにかかってくる。。
 それがあなたのこころなんだな…って毎日感じてるよ。
 今までに経験のない『付き合い』を日常にしてくれたあなたに。

今ではどんなささいな行動も伝えてくれるあなた。
「今日はこのまま夕食食べにいくよ」
「これから飲みに出かけるよ」
 多分黙っててもいい事をさりげなく伝えてくれることで私は安心する。
 あなたが今どこにいるのかがきちんと判るから…
 あなたのこころはいつでも私の傍にいると信じられるから…。

遠く暮らすふたりには、やっぱり大切なふたりのこころ。
お互いに『愛してる』なんて言わないけれど、
私は不器用なあなたの『愛』をいつだって感じている。
そしてあなたも私の『愛』を日課の言葉で感じているのよね。

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