…もうすこし

2003年12月25日
そう、もうすこしだけのふたりの時間。
22時にかけると約束して…。

故郷に向かう彼との電話。。
尽きる事のない話題を
いっぱい飛ばして、
いっぱい笑って…


いつだって動かないふたりの時間での御留守番は私。
いつだって『いってらっしゃい』は別れの言葉。


大晦日には家族で彼の住む場所に移動して
6日には、いつものようにN市に家族を送って
それからかかる電話からが、またふたりの時間。


もちろんメールも電話もあったりするけど
やっぱり、家族の時間からの彼だから…。

おいてけぼりの私は
彼専用の着メロで泣き虫しちゃうのです…きっとね。

+-+-+-+-+-+-+-+

昨夜、最後のおやすみの電話で
またもや ぶちっと受話器を置いたのは私。
最後だから、もう少し甘い時間にしたいのに
さっぱりした口調の彼は
「今さぁ、丁度仕事モードで捗ってるんだよ」
「ふぅ〜ん、切れって言ってる?」
「何かある?」
「そんな気持ちの人と話さなくていい…おやすみ」
ぶちっ!
  またやっちゃったよ。
  いつも彼が家族のそばに行く時は
  心がとんがってる私。
  あ〜あ、今年最後の家電だったのに。。

♪るるるるぅ…♪るるるるぅ…

彼からの電話です。。
すぐにかけ直してくれたのです。。

「…はい」
「あのさぁ…言い忘れてたことがあった」

それから30分電話は続きました。。

ちゃんと彼は判っていたのです。。
とんがってる私の気持ちも
しょぽくれたい私の気持ちも
泣き虫な私の気持ちも…


「まだお仕事あるんでしょ」
「うん、メドつけてから移動したいからね」
「じゃ、そろそろ切ろうか?」
「…そうだね」

「おやすみぃ」
   こんどは大丈夫。。
   ちゃあんと優しく受話器を置けたよ。


*****

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索