離婚の原因の浮気を知った時
相手を恨んだわけではない。
恨むというより蔑んだのだろうか。。
誰より責められなければいけないのは元ダンナ、
無言電話なんかするような相手を選んだ元ダンナ、
拙い文章で甘えてしまう相手に愛情を感じてる元ダンナ、
ふたりの息子達を捨てるに値するのがその相手…
そんな人を逃げ場にした元ダンナを恨んだ。

相手の名前も住所も調べることもなく知ってしまったけれど
相手に連絡を取る事は一度もなかった。

離婚を決断させたのは浮気、
でもその離婚に至った経過は夫婦の問題だ。
家族と向き合えない状況を作ったのは元ダンナだし
自分自身で居場所をなくしていたのも元ダンナだ。
そしてそんな袋小路に向かわせたのは私にも原因がある。
たぶん水と油のように違っていた夫婦を
もっと早くから修正することを放棄していた。
無断外泊、ギャンブル、借金。。
仕事人間だった事だけは認めていたけれど、
他の事で元ダンナを尊敬することなど皆無だった。
何もかもが嫌悪の固まりだったのに
子供のために仮面夫婦していたのは他でもない私だった。
そしていつかは離婚しようと決めてもいたのだ。
こんな人と老後を一緒など考えたくもなかった。

そう、そんな時の元ダンナの台詞だったのだ。
「これからは自分のためだけに生きたい」

はぁ〜無償に腹がたった。
何故そっちから云われるのよ!
何様のつもりなの!

そして結局は原因が浮気と知るのだ。
そんな事をきっかけにしなければ離婚も言い出せなかったことに
云い知れぬ脱力感があった。

女としてのプライドが崩れた瞬間だったのかな。

だからこそ恨んでいるのはあくまでも元ダンナ。
今でも人間として許してはいない。
親としての義務を簡単に捨てたことに。
息子と向き合う事から逃げた原因が浮気だったことに。






恋愛中の彼との別れを想うときがある。
もしも彼が違う人を愛する時が来たら
やっぱり私はその相手を恨まないと思う。
恨むのは…彼。
恋愛もふたりのもの。
その恋愛を破たんする原因もまたふたりのもの。
向き合う事の大切さを知った今だから
いつか来る別れを感じずにはいられない。

その時も凛として
私は私のプライドを持っていたいけれど。。



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