家族…

2003年8月10日
反面教師というけれど
やっぱり子供心にももっと暖かい家庭が欲しかった。

お酒に飲まれて母にからんでいた父。
その父から逃れるように麻雀にのめりこんだ毋。
6才違いの弟と私は
その二人を見て育ったせいかお酒もギャンブルもやらない。

「本当にお父さんそっくり!」
「あんたなんて産まなきゃよかった!」
それがいつもの母の最大の罵声。
気に入らなければ、何でもそんな一言で済まされて
何をしても誉められた記憶がない。
そのくせ近所では自慢の娘らしく
時々聞こえてくる話を淋しく感じた。


何を話せば気にいって
何を話せば気にいらないのか
いまだ毋がわからない。。

『今お父さんと家庭内別居中。でも気にしないで』
そんなメールがあっても
こころが重くなるだけでやさしい言葉をかけられない。

  去年の帰省の夜
  「どうしてお母さんを嫌うの?」
  「…」
  母の言葉はいつも心にストレートすぎて
  私はすぐに言葉にできなくて
  まして彼の事を聞かれるのが嫌で
  とても疲れた時間だった。
  
今もまだ何を言葉にすればいいのか
そんな作業をくり返して
結局何も言えないことが多い

名産の梨を送る日
「そんなにいっぱいいらないよ」
何度もくり返す母の言葉に従って手続き。
そして今日の電話
「少ないから近所にも余り配れなかった」
「…」

ささいな母の言葉にも傷付く私がいるから
きっと息子達との仲良し関係があるのかな。。


今日は母へのため息をすこぉしだけ。。



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