1年ぶりの…けんか

「これからちょっと仕事してくるよ」
午後いちばんに電話があって8時間。
なぁんにも連絡がない。

先月からの小さな不満と
そろそろ故郷に向かう淋しさと
昨日の友だちの話と交差して。。
へんな疑惑がぐるぐるぐるる…

1年前もわがまま言って彼を怒らせて
彼という人をちゃんと理解したはずなのに
この1年のふたりの優しい時間を壊したのは
私の不用意なメールと電話のやりとり。。

　　あなたなりに
　　わたしのこと
　　さいだいに
　　たいせつにしてくれてること
　　わかってたつもりなのに
　　
波のように押し寄せる涙の中で
彼への愛がとても大切だということを
彼との時間が私自身であるということを
…せつなくて感じて
…かなしく感じて

『おやすみ』のメールも電話もないままに
彼への想いを抱いて眠るしかないのでした。