女でいるということ

昔から『おんな』を感じないなんて言われて
けっこう男の子と仲良しだった。。
もちろん私もそんな関係、居心地よかった。

類は友を呼ぶなんていうけど
親友と呼べる女ともだちも、似たもの同士で
しゃっきりさらさらの匂いがする。

20代で知り合った年上のお友達のおかげで
30代になるのがとても楽しみで
彼女達のような素敵な女性になりたいと願った。

40代は苦渋の時で
もう『女』ではなく『人』として生きるのが精一杯だった。
誰かの心に自分の居場所を見つけるなんて
もうありえないだろうと思っていた。

でもふと知り合った男性との時間が私を変えた。
確かにあった恋心には心だけで十分だったのに
何故か誤解をされて終わりがきた。
・・・高校生の失恋の時と同じ、3日間泣き続けて・・・
そう、私は変わった。
心と身体で恋をしなければと…切なる想い。

そして彼とめぐり逢った。。

神様がくれた私への御褒美だと思った。
私のモラルの中できちんと生きていた事への
御褒美だと思った。

女でいることの喜びを知ったのです。

愛する事の大切さを愛される事の心地よさを
この歳だからなのか…知ったのです。

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